どうも、わたしです。

ついに買ってしまいました。
赤字垂れ流しハードウェアの代表格、Meta Quest 3s。買おう買おうと思ってから実際に決済ボタンを押すまでが長かったのですが、Amazonのブラックフライデーセールとかいう甘い誘惑に乗せられ、40,700円でお迎えすることになりました。

昨年の今頃にVRChatに手を出してから、半年ほど放置していた期間があるものの、界隈の人たちと比較するとVR環境を手に入れるのが遅い方だったかもしれません。

注文してから2日？くらい、ようやく手元に届いた3s。

デザインは近未来感があってめっちゃおしゃれ、好きです。

と言っていたのも束の間、セットアップの段階で早くも洗礼を浴びました。スマホにMeta Horizonなるアプリを入れさせられた挙句、Meta Accountでのログインを強要される始末。手元にいい感じのアカウントを持ち合わせておらず、勢いでリア垢インスタでサインインしてしまったのですが、これ本当に大丈夫なんですかね。
なんでもかんでも紐付けさせようとするのは最早Metaのお家芸ですが、個人的にはビックテックのこういう仕草はあまり好きではありません。

ちなみに、購入前に懸念していたフレネルレンズについてですが、明暗がくっきり出る映像ではもやっとした感じが若干残ります。解像度についても、数年前にMeta Quest 3をお借りした時の記憶と比較すると、パンケーキレンズではないことによる若干の解像感低下は否めません。ですが、そもそもの価格帯がかなり違うのでかなり頑張っている印象です。入門機種としてはかなり良く出来ているとは思います。不満があるとすれば、3.5mmのミニプラグ出力が削られていることくらいでしょうか。

HMDを購入する以前から、フレンドたちから「Virtual Desktopは事実上の人権だから買っておくべだ(意訳)」と散々言われていました。調べてみたところ、接続は無線のみとのこと。

ここでおうちの無線環境が問題になります。私の自宅では、APにMeraki Goの古い子(GR-10)🔗を未だに使っています。当然ながらIEEE 802.11beはおろか、IEEE 802.11axにも対応していません。Virtual Desktopは無線接続が命だ〜みたいな言説を至る所で聞きかじっていたので、正直今の環境では厳しいだろうと踏んでいました。
見てくれがスマートではないものの、最悪どちゃくそ長いケーブルを買ってきてリバーステザリングでもすればいいかと考えていたほどです。(中身Androidですからね。未検証ですがおそらくadb pppが使える？はず)

しかしながら、実際に試してみると、良い意味で拍子抜けしました。ほぼ標準設定のまま(Preferred CodecのみH.265に変更)で、何の問題もなくプレイできてしまったのです。レイテンシが21ms程度ありますが、正直違和感はありません。
Wi-Fi環境がしんどいと嘆いている方々は、HGWをそのままAPとしても使っていたりするんでしょうか。そもそもあれをAPとして使うのは微妙だと思いますが、真相は謎です。

そして本題のVRChat。これをやるために買ったわけです。
今までデスクトップでプレイしていたので驚いたのですが、VR環境だと描画負荷が段違いなんですね。フレンドに誘われて初めてパブリックのFUJIYAMAに行ってきたのですが、制限を緩めにしていたせいか、重すぎて落ちました。どうやらRTX 5070には荷が重かったようです。(VRAM少ないですしね〜)

あと、はじめて重いワールドに入って気づいたのですが、VRChat側が利用できる帯域を絞っておかないと、Virtual Desktopの転送が異様に重くなります。少ない帯域を取り合っているので仕方ないんでしょうけど。
最近いい感じにおうちの10GbE環境が整ってきているので、そのうちPC用にNICを買い足して足回りを強化しようと画策しています。

それにしても、VRChatは楽しいですね。やってることはDiscordでだべってるのと何ら変わらないんですけど、視覚的に色々なインタラクティブな動作ができるだけで、こうも飽きないものなんですね。

最後に、せっかくHMDを被って電脳世界にダイブしたわけですから、その証拠写真を何枚か貼ってお茶を濁そうと思います。端から見れば、ゴーグルを付けて部屋で一人ニヤニヤしている不審者ですが、本人は至って真面目に楽しんでいますのでご放念ください。

あ、そうそう。折角VRデビューを果たしたわけですし、一緒に遊んでくれるフレンドの方を募集しています。これまではデスクトップでひっそりとしていましたが、VRになったのを機に、もう少し人と関わっていきたいな、なんて柄にもないことを思っています。
ｷﾓ=ｦﾀｸなので早口でにﾆﾁｬﾆﾁｬしていることもあれば、ただ綺麗なワールドを巡ってぼーっとするのも好きです。まだ全然慣れていない初心者ですが、もしよければ仲良くしてやってください。画面の向こうで小躍りして喜びます。

では。